企業にとって「人」は最大の資産ですが、一歩間違えれば最大の「負債」にもなり得ます。特に、経営の根幹に携わる役員クラスの登用には、履歴書や面接だけでは見抜けない「素行のリスク」が潜んでいます。
今回は、当事務所が行った採用前の企業調査*の事例をもとに、役職者の私生活が組織に与える衝撃的な影響について解説します。
相談内容:非の打ち所がない「次期役員候補」
クライアントは、急成長中のIT企業。創業期から会社を支えてきた部長A氏を、次期取締役に昇格させる計画が進んでいました。A氏は仕事熱心で部下からの信頼も厚く、まさに「理想のリーダー」。
しかし、社長がふとした瞬間に感じた「A氏の金銭感覚への違和感から、念のため念入りな素行調査をご依頼いただきました。
調査結果:連日深夜まで続く「パチンコへの執着」
調査を開始して間もなく、A氏の驚くべき日常が明らかになりました。
退社後、まっすぐ帰宅するはずのA氏が向かったのは、大型パチンコ店。それも一度や二度ではありません。調査期間中、ほぼ毎日閉電ギリギリまでパチンコに没頭している姿を確認したのです。
さらに深刻だったのは、その後の行動です。
消費者金融への出入り: 負けが込んでいるのか、複数の無人契約機を利用する場面を確認。
なぜ「ギャンブル癖」が企業にとって致命的なのか
単なる個人の趣味であれば問題ありません。しかし、役職者が「依存」状態にある場合、企業は以下のリスクに直面します。
横領・不正受給: 借金が膨らめば、会社の経費や機密情報を金に換える誘惑に駆られます。
判断力の低下: ギャンブルによる脳の疲弊は、経営上の重大な意思決定を狂わせます。
反社会的勢力との接触: 借金の督促から、望まぬ勢力との接点が生まれる危険があります。
当事務所が提供する「守りの調査」
今回の事例では、A氏の昇格は見送られ、会社は致命的な不祥事を未然に防ぐことができました。当事務所の調査報告書は、単なる事実の羅列ではありません。
多角的なリスク抽出: 浮気調査で培った尾行技術を応用し、人探しや盗聴器発見のノウハウも駆使して社内の「闇」を暴きます。
経営者の皆様へ:信頼を「確認」に変える勇気を
「信じているから調査はしない」という考え方は、時に組織を崩壊させます。重要なポジションに就く人物だからこそ、プロによる裏付け調査(企業調査)を行うことが、社員と株主を守る最大の責任です。
当事務所では、企業調査のほか、社員のストーカー対策やオフィス内の盗聴器発見調査など、法人向けのセキュリティサポートも完備しています。

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