対象者の尾行はハラハラドキドキ!!

今年で探偵になって数年が経ちますが、未だに尾行は難しいです。本日はその難しさについて語ります!

まず一番難しいのが大型の建物の細い道です。ひと気が少なく、曲がり角があり、まず道が分かりません。音を立てないように後を付けるのですが、距離感が大切です。

対象者が道を曲がった後、こちらも曲がりますが、時間を空けすぎるとさらに対象者が別の道を曲がったり、付近のドアに入ったり、角の先が急に人込みが多い場所だったりと失尾の危険性があります。

逆に早すぎてもだめです。曲がり角の後がエレベーターホールなどの行き止まりの場合、早すぎると対象者がエレベーターに乗るために立ち止まりその際にこちらを見られ怪しまれます。適度な距離感が大切です。以前にあったのが、対象者が道を間違え行き止まりの場所にたどりついた時です。あの時はどうしようとハラハラしましたが、何とか怪しまれずに対応できました。やり方は秘密です!その時も適度な距離感を開け、角を曲がったことが大きく役立ちました。

難しいと感じる点は他にもあります。それは相手がロボットではなく人間だと言うことです。以前の例でいうと、対象者が立ち止まったため、こちらは対象者から気が付かれにくく監視できる位置に移動します。数分経ってもスマートフォンを見て動かない対象者で、こちらが油断していると急に走り出します!慌ててこちらも走って追いかけますが、どうやら電車がギリギリだったようです。2秒目を離していると、人込みに紛れ失尾していたでしょう。本当に危険でした。それ以来、とくに若い対象者をみると、もしかしたらこいつは急に走るかもと考えながら尾行しています。日々想定しておくことは大切ですね。

最後の難しい点はとにかく姿を見せられないことです。どんなに姿を隠しても、対象者が道を間違えて引き返したり、百貨店等でうろうろしたり、その際に見られてしまいます。どうしても姿を見られてしまうことは一度の調査で必ず何度か訪れます。調査が開始して早々に見られてしまった場合はかなり早い段階で見られたな、後3時間くらいは見られないようにしたいなーなどと考えます。また目が合った際にはかなり危険です。覚えられる可能性が高いです。ゲームのHPと同様に見られれば見られるほど対象者にバレるリスクが上がります。ゲームオーバーに近いかもしれません。

しかし、私はゲーム好きなので、ここが探偵の尾行の中で最も面白く感じる点でもあります!!以上になります。楽しんでもらえると幸いです!

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